大府市・常福寺 木造千手観音菩薩立像、木造釈迦如来坐像


種別 | Sculptures |
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詳細
常福寺は、大府市半月町にある曹洞宗の寺院で、知多四国八十八ヵ所の第6番札所となっている。この寺は、建久年間(1190〜99)に平景清が開いた寺院と伝えられる。観音堂の本尊は秘仏で、厨子の前に御前立が安置されている。御前立の千手観音菩薩立像は高さ50㎝、正面の手は合掌し、左右に脇手があらわされ、その内の2本の腕は頭上に伸ばす清水寺式の千手観音の姿である。本堂の本尊は釈迦如来坐像で、高さは35㎝。蓮華座の上に結跏趺坐し、定印を結んで瞑想する姿であらわされています。この他に梅花観音と呼ばれる観音菩薩像なども祀られています。

