このサイトで紹介する映像作品は、椙山女学園大学文化情報学部文化情報学科の見田研究室と同学部メディア情報学科の栃窪研究室が共同で制作したもので、平成24年度椙山女学園大学学園研究費助成金（C）「地域に伝わる仏像のハイビジョン映像化とその活用に関する研究」（研究代表者：見田隆鑑、研究分担者：栃窪優二）、および平成25年度椙山女学園大学学園研究費（A）「地域連携によるバーチャルミュージアムサイトの構築とその実践的研究」（研究代表者：見田隆鑑、研究分担者：栃窪優二、柴田亜矢子、渡邉康、ウィリアム・ペトルシャック）の研究成果の一部です。平成25年度以降も継続して映像制作を行っています。作品中の音楽は、名古屋市在住の音楽家mari氏によるオリジナル音源や教育学部制作のオリジナル音源を使用し、ナレーション及びインタービューには栃窪ゼミの学生が参加しています。

仏像は信仰・礼拝の対象であるとともに、鑑賞の対象としても注目を集め、数多くの出版物や映像作品が作られています。しかし、それらの多くは京都・奈良の観光寺院を中心とした著名な作品を紹介するものが多く、地域に残される仏像を映像作品として記録し、発信する試みはあまりなされていないように思われます。 平成24年度は、愛知県稲沢市に関係する作品について計3本の映像作品を制作することを通し、制作・公開の在り方、活用方法を検討するとともに、制作に伴う問題点、課題を検証しています。次年度以降も制作を継続し、将来的には、大学と地域との連携をはかり、官学協働による地域振興や教育普及などにつなげて行きたいと考えています。 平成25年度以降も引き続き映像作品の制作を継続しており、完成した作品を随時公開しています。