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名古屋市中区 栄国寺の木造阿弥陀如来坐像

日本語
指定 愛知県指定文化財
種別 彫刻
員数 1軀
大きさ 220㎝
素材 ヒノキ材、寄木造
時代 鎌倉時代
english
種別 Sculptures

詳細

名古屋市の中心部に残る鎌倉時代の仏像で、名古屋三大仏の一つに数えられる丈六の阿弥陀如来坐像。二代藩主徳川光友公の命により犬山の薬師寺から移された仏像です。その姿は一般的な如来像の特徴をあらわし、衲衣を身につけて結跏趺坐し、弥陀定印を結んでいます。寄木造で造られており、頭や腕など部分毎に着脱が可能な構造となっており、肩や肘などには接合部分をはっきり確認することができます。眼には玉眼の技法が用いられています。この阿弥陀如来像は古くから火災から人びとを守る「火伏せの阿弥陀」として信仰され、その霊験通り名古屋空襲による戦災も免れて現在にその姿を伝えています。

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