稲沢市稲葉・禅源寺の木造阿弥陀如来坐像


種別 | Sculptures |
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詳細
稲沢市稲葉にある臨済宗妙心寺派の寺院・禅源寺に安置される阿弥陀如来坐像。禅源寺の本尊は難陀龍王と雨宝童子を伴う十一面観音菩薩坐像で、この阿弥陀如来坐像は本堂向かって右側の一室に安置されている。鎌倉時代の初めに造られたヒノキ材・寄木造の仏像で、愛知県指定文化財です。古い時代の仏像の表現が見られる部分もあるが、両脚部分の衣文に見られる松葉型(Y字型)衣文は鎌倉時代の仏像に見られる新しい造形表現です。この阿弥陀如来坐像の近くには平安時代の阿弥陀如来坐像と鎌倉時代の釈迦如来坐像が安置されています。

