宮城県登米市・大徳寺の木造不動明王坐像(横山不動尊)


種別 | Sculptures |
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詳細
宮城県登米市津山町にある曹洞宗寺院・大徳寺の不動堂に安置される丈六の木造不動明王坐像。平安時代後期に制作されたカツラ材・寄木造の巨像で、奥州藤原氏によって制作された可能性のある尊像である。胎内には黄金の不動明王像を納めるが、胎内仏は酉の年にのみその姿を拝することができる。日本三大不動の一つにも数えられ、「横山不動尊」とも呼ばれている。2011年3月11日に発生した東日本大震災の震動により、構造的に弱くなっていた接合部などが破損したため、京都で本格的な修理を受け、2014年の春、修理を終えて寺に戻ってきた。

