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稲沢市平和町 長福寺の仁王門と仁王像

日本語
指定 稲沢市指定文化財
種別 彫刻
員数 2躯
大きさ 2メートル60センチ
素材 ヒノキ材、寄木造
時代 室町時代(江戸時代修理)
所在場所 稲沢市平和町 長福寺
english
種別 Sculptures

詳細

長福寺は、稲沢市平和町にある真言宗智山派の寺院です。本尊は、秘仏として祀られる千手観音菩薩立像です。長福寺の仁王門は、永禄年中(1558〜70)に平手政秀の子、五郎右衛門が建立したものと伝えられています。室町時代に造られた平和町で最も古い木造建築で、安置される仁王像とともに稲沢市指定文化財になっています。仁王門には、向かって右側に阿形像、左側に吽形像が安置されています。像の胎内には「奉再興/仁王金剛神尊像両躰成就所/壬申中春吉祥日/無洗法師/寄進」という内容の墨書銘が確認されており、元亀3年(1572)にこの像のつくられたものと考えられています。また、近年の解体修理では、この他に江戸時代の明暦2年(1656)に行われた仁王像再興時の銘文も確認されています。

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